ここでは、私なりのワイン専門店歴20数年の経験から、お客様からのよくあるごく日常的なご質問をまとめたコーナーです。

■ワインQ&A
  1. ワインは分からない。どれが美味しいの?1
  2. ワインは分からない。どれが美味しいの?21
  3. どうやって選んだらいいの?
  4. 飲みかけのワインの保存方法は?
  5. ワインは古ければ古い方がいいの?
  6. ワインの飲み頃は?
  7. ワインの表現でミディアムボディとかライトボディとかの定義は
  8. なぜワインセラーが必要なの?(保存とセラー)
  9. なぜワインセラーが必要なの?(熟成とセラー)
  10. リーファー・コンテナ使用?


ワインのミニ知識
ワインとは?
ワインの栽培地域
ぶどうについて
代表的葡萄品種
ヴィンテージ(収穫年度)は楽しむもの
食事の相性と飲み頃温度
■ワインの新しい兆候

ドイツワイン最新情報
21世紀はリースリング
の時代が来る?!
品種名(セパージュ)ワインは、ドイツワインが最初
ドイツで花開く至高のリースリング
「良い畑、良い生産者、良い年ならば良いワインが出来る」
ラベルの表示の簡素化
ドイツワイン ラベルの混乱
グーツワイン(Gutswein=醸造所名ワイン)
ドイツの新しい辛口ワイン「Classic クラシック」

 ワインは分からない。どれが美味しいの?1

 ウ〜〜〜ン、ワインに限らず最も困るご質問の代表格です。まずもって生産者はそれで飯を食っているわけですので、一人としていい加減なワインなど生産していませんし、まずそのようなワインなら日本の信頼おける厳しいインポーターなら輸入しません。従いましてその中より私のテースティングでさらにセレクトしますので、美味しいワインしか仕入れてございません。(^^))。会話のきっかけとしてならわかるのですが、お酒の中でワインほど製造方法がシンプルであり、葡萄の出来や生産者のレベルに左右されるオサケはないといえるでしょう。従って味わいが幅広く、また奥深いお酒は類を見ません。これが美味しいと私が言い切れるのなら数種類でいいわけですが、品種や生産者、またビンテージによって飲み比べれば違い、千差万別なのがワインの深さと面白さです。
 輸入ワインを500種類以上もストックしているのは、結果的にそうなっているのです。この価格帯ならお買い得と思われるワインを、1本1本理由があって仕入れているからなんです。(デイリーな千円までの国産ワインはそれはそれとして・・・)お酒は嗜好品でもありますし。この価格ならあの有名ブランドよりオススメといったワインに重点を置いております。

 ワインは分からない。どれが美味しいの?2

 当店では店主自ら経験に基づいたプロ?!として、仕入れる際のもっとも重視している点は、コストパフォーマンス(品質VS価格)の優れたワインをテースティングして取りそろえております。

 ご自身のご要望をできるだけくわしく教えてください。ワインをお飲みになられたご経験度や好み、甘口か辛口か、ご予算、産地、食事に合わせたい時は食べる料理は何かということからセレクトさせていただいております。(おおざっぱにいうと、料理との相性(ピッタリ度)は確かにあると思いますが、日本食でもとんかつでも、焼き魚でも、飲むワインも何でもいいと思いますよ。日本人なんですから・・・日常の食事にあれこれ合わせてみましょう。それがピタっと合ったときがワインの楽しみにの一つではないでしょうか。)
お祝いとか特別の日に召し上がられるワインですか?…いろいろお聞かせいただく中で、お客様の要望に添ったピッタリのワインが見つかるはず(時には当店に在庫していない銘柄指定の場合などはm(_ _)m)です。(^^)
 もっともお薦めするのは食中酒用でしたら、美味しいドイツリースリング品種のやや甘口のワインをキリッと冷やして食中にお召し上がり下さい。淡泊な味が好みの多くの日本人の嗜好にピッタリです。 

 どうやって選んだらいいの?

 ラベルを見ただけで初めて飲むワインの中身がだいたい分かる人は、相当なワイン通・・・。まずインポーター(輸入元)の姿勢が信頼できるかどうかを確かめることがワイン選びの際には重要な目安です。(もちろん、国内に輸入されているワインはどのインポーターも自信を持って輸入されていることは当然ですけど、さらに突き詰めて選ぶとしたら規模の大小を問わずインポーターの姿勢だと思いますので、当店ではワイン数は多いですが、取引先は数社です。)
 そしで当店では接客が嫌いなお客様もおられますので、スピーディーにお選びいただけるように、B6サイズの大きめのショーカードに、ワイン名、生産国、生産地方、村、畑名、生産者、元詰ワインか瓶詰ワインか、生産者の紹介、ワインの説明、相性の良い料理のタイプ、飲み頃温度、葡萄品種、栽培面積、品評会入賞、等級など、パソコンのデータベースに納めたできるだけのワインのご紹介をさせて頂いております。

 飲みかけのワインの保存方法は?

 2,3日であればコルク栓をして冷蔵庫などで保存しましょう。家庭内に冷暗所があればいいですが、衛生上から冷蔵庫の方が安心です。但し、肉や野菜など冷蔵庫内は食品の臭いのデパートです。そうした他の食品の匂いをコルク栓から吸収しますので、なるべく別々の庫内に保管できればグッドです。キムチやセロリなど匂いの強烈な食品は要注意ですよ。なるべく離れておきましょう。 但し、開栓後、品質は必ず劣化(瓶内の空気に触れて酸化)していきますので、なるべく早くお召し上がりになられることがベストです。すぐに飲まれない場合はバキュバンやエピキュランなど瓶内を真空に近い状態にするグッズをお薦めします。

ワインの表現でミディアムボディとかライトボディとかの定義は何なんでしょう?

明確な定義はありません。輸入元が裏ラベル表示の際に、 白ワインの場合は、残留糖度によって甘辛の明確な区分が 可能ですが、赤ワインの場合は、食中酒はすべて辛口ですので、甘辛度の表示ではなくて、 官能(テースティングで感じた感覚)で、
・ライトボディー(軽め)
・ミディアムボディー(中位)
・フルボディー(重い、しっかりしている)
の3タイプで表示しています。
当店ではこれをさらに簡潔に、軽口・中口・重口と表現しています。
大半はミディアムボディ(中位)ですが、どの分類においてもバランスがとれていることが重要です。私もずっとアルコール分や成分によるものとか明確な分析で区分されているのかなと思っていましたが・・・(^_^;)

 ワインは古ければ古い方がいいの?

 よくお客様から、「ワインは古ければ古い方がいいの?」とか、「寝かせるとさらに美味しくなるの?」と尋ねられます。結論から言うと、生産者から出荷された時点でワインは、今すぐでも飲み頃に入っています。 お手元に置かれたワインは、なるべく早く召し上がられる方がいいですよ。

 生産者は、秋口に自家畑から収穫した葡萄で醸造します。醸造後すぐ発売する「新酒(ヌーヴォー:仏)」以外は、美味しく飲める状態になるまで、1〜2年くらいかけてホワイトオーク樽(樫樽)やステンレスタンクで充分に熟成させてから、瓶詰めし出荷します。

 ワインの飲み頃は?

 一般的なワインで、
「白・ロゼワインで今すぐ〜2,3年くらい、
赤ワインで今〜5年くらい」です。
理想的な保存状態であれば、すぐに劣化するほど弱いものではありませんが、光や温度が高くなればなるほど、保存状態が良くなければどんどん劣化(酸化)を早めますので、基本的にお買上げいただいたら早めに飲んだ方がいいものです。何故、当店では店内にセラーがあるのでしょうか。その理由(ワケ)は次の2つです。

 なぜワインセラーが必要なの1?(保存とセラー)

 日本のような高温多湿で四季の温度差が大きい国(特に夏場)はワインの品質に大きく影響を与えます。夏期の場合は、輸入元からクール便で配送されますのでご安心下さい。

 さけぞうではワインセラーを完備し、店内ワイン陳列ワインのストック(在庫)から、高級ワインに至るまで、約500アイテムのワインを、定温保存管理(温度約16度、湿度60-70%、無振動)しております。ワインはアルコール分が7〜14%と低いお酒ですので、保管状態に敏感に影響されます。

 その国のワイン法に基づき、ヴィンテージ(収穫年)が入れられたワインは、その出来の良さを保証するものですので、お客様はどれをお選びになられても、問題はございませんが、せっかく生産者が一生懸命、ブドウを栽培し、醸造したワインです。お客様のお口にお届けるまでに劣化させないで管理するのが我々小売店の最も大切な使命であり役割だと思います。あくまでも「美味しい状態で保存管理」するために、セラーもしくは低温倉庫が必要だと考えています。

当店では高級ワイン以外は、なるべく1年以内に回転させています。ワインたちは大切にされています。

なぜワインセラーが必要なの2?(熟成とセラー)

   ワインのブドウ品種には、早くから飲み頃になる早熟型品種のものと、カベルネ・ソーヴィニオンやピノ・ノワール、ドイツのリースリングなど大器晩成型の品種があります。そうした品種の出来の良いブドウで優れた生産者であれば、長期熟成で真価を発揮します。ここが他のお酒にはないワインのもうひとつの楽しみです(注:純米吟醸生酒など日本酒も良いものは熟成させるとさらに美味しくなります)。
 フランスやドイツ、イタリアなどヨーロッパの生産地では、特別に優れた収穫年のワインを、グレート・ヴィンテージ・ワイン(偉大な収穫年のワイン)といって賞賛します。こうしたワインは価格的にも高く、また若いときは酸や渋みが多くて美味しいとは思えませんし早く飲んでしまうのはもったいない話なのです。大女優のように10年20年という長期間を経て、若々しい果実本来の香り(アロマ)やオーク樽の香りに、熟成香(ブーケ)といって、風味に円熟味と奥深く複雑さを増していきピークを迎えます。そして偉大なるグレート・ヴィンテージ・ワインであっても、ワインカーブ(放物線のように)といって、飲み頃のピークがあります。

 リーファー・コンテナ使用?

当店が長年、取り扱っている信頼できる輸入元では、海上輸送の際に、冷蔵設備の付いたリーファ・コンテナを使用しています。また自社倉庫内は低温管理されています。せっかく生産者が1本のワインを生み出すのに、一年間かけて葡萄畑の世話をし、数年かけてワインが生まれるのに、輸送段階や保管で台無しにしては話になりません。

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