北近畿鉄道物語


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9.JRのCM

目 次

  1. いい日旅立ち
  2. JR東海 エクスプレス
  3. JR東海 AMBITIOUS JAPAN!
  4. JR東海「そうだ 京都、行こう。」
  5. JR東海「うまし うるわし 奈良」
  6. JR西日本 三都物語
  7. JR西日本 ディスカバー・ウエスト


1.いい日旅立ち


画像:vluuuuさんからお借りしています。
 1978年11月にリリースされた山口百恵の24枚目のシングルおよび、日本国有鉄道(国鉄)の1978年から1984年における旅行宣伝のキャッチコピー。

作詞: 谷村新司、作曲: 谷村新司、編曲: 川口真 歌:山口百恵  2007年には「日本の歌百選」に選ばれている。

 1970年9月13日に日本万国博覧会(大阪万博)が終了した後、同年10月1日から、国鉄は万博に備え製造された車両の有効活用を考え「DISCOVER JAPAN(美しい日本と私)」と称した旅行誘致キャンペーンを開始し、それに対応した駅スタンプを各駅に設置するなどして、一定の集客に成功していたが、1977年1月6日から開始した「一枚のキップから」キャンペーンは、印象に残りにくかったことと、当時国鉄の大幅な運賃・料金値上げが実施されたこともあって旅客が急減していた時期でもあり不調であった。

 その為、国鉄は心機一転を図って「一枚のキップから」を1978年11月2日で終了し、代わって同年11月3日から「いい日旅立ち」キャンペーンを開始し、キャンペーンソングを山口百恵が歌ったこともあって成功し、1984年2月1日に「EXOTIC JAPAN」キャンペーンが開始されるまで続いた。このキャンペーンのロゴマークには「DISCOVER JAPAN 2」と併記された。

 山口百恵がこの歌をリリースする際には、日本旅行(国鉄券売機システムを使用、通称日旅)と日立製作所(国鉄車両と座席予約システムのマルスを製造)がスポンサーになった。タイトルには「いい日旅立ち」「いいち」とそれぞれの企業名が入っている。

 また2000年代に入って西日本旅客鉄道(JR西日本)が新たなキャンペーンソングを導入する際、「DISCOVER JAPAN」をリメイクした「DISCOVER WEST」キャンペーンに因んで『いい日旅立ち』が採用された。谷村によってJR西日本の営業地域に合うよう歌詞が改めた上で鬼束ちひろが曲をカバーし、『いい日旅立ち・西へ』として2003年10月に発表、同年11月24日から使用されている。2005年発売のアルバムCD『威風堂々 秋川雅史』では秋川雅史がこの曲を歌っている。

 2008年現在では、JR西日本が所有する山陽新幹線・東海道新幹線用車両、寝台特急「トワイライトエクスプレス」の車内チャイム、岡山支社管内主要駅(岡山駅・倉敷駅など)の列車入線時の放送に使われている。

 なお、谷村新司の曲では『いい日旅立ち』『いい日旅立ち・西へ』の他にも『三都物語』『風の暦』が国鉄・JRのキャンペーンソングに使われている。『風の暦』は2007年時点でのJR西日本のキャンペーンソングである。

 
「ホワイト家族24 旅する父編」ソフトバンク otousansoftbankさんからお借りしています。
 また、2008年に放送されたソフトバンクモバイルのCMでも谷村が歌う『いい日旅立ち』が使用され、そのCMは旅情的な雰囲気を前面に出して瀬戸内海地域(尾道周辺)の映像を多く使用するなど、意図的にJR西日本の「DISCOVER WEST」のCMを連想させるような構成となっている。

2.JR東海 エクスプレス


JR東海 シンデレラエクスプレス
Suguhaさんからお借りしています。
「シンデレラ・エクスプレス」…JR東海が発足の年である1987年の夏に開始された。
制作は電通・TYO。

 松任谷由実の同名曲をモチーフとし、東京発新大阪行き最終列車「ひかり289号」(当時)の出発時刻である21時ちょうどを、童話のシンデレラで主人公が舞踏会に行くための魔法の解ける午前0時に見立て、離れ離れに暮らす恋人たちが週末に出会い、再び別れていく日曜日の夜の新幹線ホームで繰り広げる恋のドラマを描いたものであった。

 このCMが放送されると、実際に恋人たちが新幹線で週末に相手のもとに会いに行き、最終の新幹線のホームで再び別れる姿が各メディアで注目されるようになり、現実に各車両の出入口毎に1組のカップル、という状況も見られた。JR東海も、該当列車となるひかり289号に当時最新型であった100系を優先的に充当させる(このため、東京 - 新大阪間の所要時間も当時最速の2時間49分となった)など、これに応じている。

 1992年には東京発新大阪行き最終が21:18発「のぞみ303号」(当時)に変わったことにより、5年ぶりに作成されている。このバージョンではのぞみに用いられた300系が用いられている(一連のエクスプレスシリーズCMで唯一の登場)。


JR東海 X'mas Express 歴代CM 1988年〜1992年
newsdir2さんからお借りしています。
 このCMの好評を受け、JR東海は東海道新幹線をモチーフとした一連の「エクスプレス」シリーズを制作。本シリーズは、このCMの後を受けて毎年クリスマスの時期に放映されていたものであり、「ホームタウン・エクスプレス(クリスマス編)」が放映された翌年の1989年から1992年まで放映された。「ホームタウン・エクスプレス(クリスマス編)」同様、いずれも遠距離恋愛を描いている。

 (2000年に「クリスマス・エクスプレス2000」で1年限りの復活を果たしている)。

「ホームタウン・エクスプレス」…1988年10月〜12月まで展開していたCMである。キャッチコピーは「会うのが一番」。3部制作された。

「クリスマス・エクスプレス」…1989年〜1992年および2000年に展開していた、東海道新幹線のCMシリーズである。


JR東海 X'mas Express CM 特別編 2000-2001
newsdir2さんからお借りしています。
 1992年を最後にJR東海はイメージCMの展開を休止していたが、2000年に「Xmas Express2000」としてこの年に限り復活させた。その後本作品は放映されていないが、クリスマス期には本作へのオマージュと見られるシーンがテレビなどで見られるなど、後年にも影響を与えている。

 バブル景気の絶頂期の1988年に放映された「ホームタウン・エクスプレス」のクリスマス編は、遠距離恋愛のカップルが新幹線でクリスマスに再会を果たすストーリーであり、テーマ曲に使われた山下達郎の『クリスマス・イブ』がオリコンのヒットチャートで当時最高12位となるなど、発売から6年目にしてオリコンチャートで首位を獲得(1989年12月25日付け)、翌年以降も毎年クリスマス時期にチャートインするロングセラーとなった。

歴代CM

  1. シンデレラ・エクスプレス(1987年・1992年)
  2. アリスのエクスプレス(1988年1月 - 1988年3月)
  3. プレイバック・エクスプレス(1988年5月 - 1988年6月)
  4. ハックルベリー・エクスプレス(1988年 - 1990年)
  5. ホームタウン・エクスプレス(1988年10月 - 1988年12月)
  6. クリスマス・エクスプレス(1989年 - 1992年・2000年)
  7. マイコのエクスプレス
  8. ファイト・エクスプレス
  9. リニア・エクスプレス

3.JR東海 AMBITIOUS JAPAN!


1994FW16andSENNAさんからお借りしています。
 TOKIOの28枚目のシングルで、オリコンチャートで初登場首位を獲得。

作詞:なかにし礼 作曲:筒美京平 編曲:船山基紀。

 同時にJR東海のキャッチコピーやCMソングにも採用され、同社が保有する700系新幹線の先頭車側面にもシールにより「AMBITIOUS JAPAN!」の文字が掲出された。ちなみに今作がリリースされた2003年(平成15年)10月1日は、東海道新幹線品川駅の開業と、東海道・山陽新幹線のダイヤ改正が実施された日である。PV中でも700系新幹線が頻繁に登場する。

 JR東海によるキャンペーンは、当初の予定では2003年末に終了する予定だったが、予想以上の反響と2004年(平成16年)に東海道新幹線が開業40周年を迎えること、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)などがあることから延長され、2005年(平成17年)9月25日まで続いた。ちなみに、キャンペーンのキャッチコピーは「AMBITIOUS JAPAN! のぞみは、かなう」だったが、その後、「AMBITIOUS JAPAN! のぞみはいつも、そこにある」となった。


4.JR東海「そうだ 京都、行こう。」


kakasisanさんからお借りしています。
 JR東海が1993年から展開している京都観光キャンペーンの主たるキャッチコピーである。
 このキャンペーンでは毎回、京都の観光地(主に神社仏閣が多い)を素材として取り上げている。駅貼りなどのポスターにはその写真と共に毎回のキャッチコピーを配し、テレビCMでは『サウンド・オブ・ミュージック』の曲『私のお気に入り(My favorite things)』を毎回違う編曲をしてBGMとしている。BGMの編曲をしばしば松谷卓が行うことがある。

 もともとは794年の平安京遷都から1200年目に当たる1994年の平安建都1200年事業に合わせたキャンペーンだったが、好評を得て2008年現在も続いている。スタートしてから現在に至るまで、撮影: 高崎勝二・コピー: 太田恵美・ナレーター: 長塚京三の三氏は不動である。  

5.JR東海「うまし うるわし 奈良」


うまし うるわし 奈良
eugine33さんからお借りしています。
 JR東海が2006年に開始した奈良観光のキャンペーン及びCMである。キャッチコピーは「いまふたたびの奈良へ。」。

ジェイアール東海エージェンシー制作

 2010年の平城遷都1300年記念事業を前に始まった。テレビCMでは「歌劇『イーゴリ公』よりだったん人の踊り」を使用している。

取り上げられた寺院

  • 東大寺二月堂、お水取り。なお、ポスターでは大仏編と東大寺遠景編もある。
  • 薬師寺の西塔・東塔
  • 法隆寺(法隆寺におけるCM撮影はこれが史上初めてのこととなる。)
  • 興福寺の阿修羅像、五重塔と猿沢池
  • 西大寺
  • 春日大社(この企画で初の神社になる)
  • 室生寺(五重塔)

ふたたびの奈良へ。 2006年 夏 薬師寺編
kakasisanさんからお借りしています。
 JR東海は奈良県に路線を持っておらず(全域が西日本旅客鉄道(JR西日本)管内)、乗り入れ列車も「かすが」が2006年3月に廃止されたため現在は運転されていない。一方、近畿日本鉄道(近鉄)と協力的であり、近鉄京都線が東海道新幹線と接続しているほか、JR東海の特別企画乗車券「奈良の遊々きっぷ」でも近鉄線の指定区間が乗り降り自由である。

 このキャンペーン以前にも「いま、奈良にいます。」というキャッチコピーのシリーズが1993年から2001年まで行われていた。

JR東海「うまし うるわし 奈良」

6.JR西日本 三都物語


domjapanさんからお借りしています
 三都物語(さんとものがたり)とは1992年(平成4年)に始まった西日本旅客鉄道(JR西日本)のキャンペーンの一つ。JR西日本のドル箱路線であり、歴史、文化など様々なものを持っている京都・大阪・神戸を再発見してもらおうと関西の三都市を旅するパッケージ商品であり、関西でも馴染みの深いJRのキャンペーンの一つでもある。

 なお、奈良を外しているのは、東海道・山陽本線または新幹線で一直線に繋がっていないためでもあり、観光シーズンを中心に個別に奈良方面へのキャンペーンを行う場合がある。

『風の暦』谷村新司が1992年に発表した楽曲。作詞:多夢星人(阿久悠)、作曲:谷村新司。


「三都物語」(JR西日本)
1997-1999 jyojyo18さんからお借りしています。

7.JR西日本 ディスカバー・ウエスト DISCOVER WEST


竹内結子  DISCOVER WEST(JR西日本)
 ryu5555さんからお借りしています。
 JR西日本が瀬戸内観光促進を目的に2003年(平成15年)から始めたキャンペーン。

 東海道・山陽新幹線は開業以来最大規模となるダイヤ改正を実施したのを機に首都圏からの西日本エリア(特に中国地方)への観光客誘致を図るために実施された。

 キャンペーン名の「ディスカバー・ウエスト」は日本国有鉄道(国鉄)時代に行われたDISCOVER JAPANキャンペーンをリメイクしたものである。


のぞみ晴れ(JR西日本)
 andofanさんからお借りしています。
 またイメージキャラクターは竹内結子を起用。キャッチフレーズは「あしたのわたしに、会いに行く」。イメージソングには1978年(昭和53年)11月3日に国鉄が実施した「いい日旅立ち」キャンペーンで使用された、谷村新司作詞・作曲の「いい日旅立ち」をリメイクした「いい日旅立ち・西へ」(歌:鬼束ちひろ)を採用しテレビコマーシャルを放送するなど大々的に宣伝した。

 またJR西日本所有の新幹線車両の車内チャイムも同曲のオルゴール調のものに変更され(同時に、東海旅客鉄道(JR東海)所有の新幹線車両の車内チャイムはTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」に変更)、一部の路線の駅ではいい日旅立ち・西へが常時再生されていた。

 またキャンペーンの実施を機にJR西日本グループの日本旅行並びにJTB、近畿日本ツーリストとの4社で「観光開発プロジェクト」を発足するなどの力の入れようだったが、2005年(平成17年)4月25日に起きた福知山線脱線事故の影響によりキャンペーン中止となり、テレビコマーシャルの放送も中止された。


仲間由紀恵 DISCOVER WEST 2008年夏 山口 萩(JR西日本)
 mknetsさんからお借りしています。
 しかし2006年(平成18年)4月からJR西日本のホームページにてコマーシャルを見ることができるようになり、同年5月7日の関西テレビ制作「旅っきり!〜ふれあい紀行〜」からテレビコマーシャルの放送が再開された。このコマーシャルから楽曲が谷村新司の「風の暦」に変更された。これは、鬼束ちひろがEMIミュージック・ジャパンとの契約を解消したために取られた措置である


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