北近畿鉄道物語


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7.北近畿ビッグXネットワーク


「くろしお381系」さんからリンクさせていただきました。ありがとうございます。

 現在、兵庫県北部(但馬)で運行されている電車とかつて運行されていた列車です。

北近畿ビッグXネットワーク

 北近畿ビッグXネットワーク(きたきんきビッグエックスネットワーク)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山支社と北近畿タンゴ鉄道が、大阪駅・新大阪駅と京都駅を始点として、北近畿の主要都市や観光地を結ぶ特急の運行内容を輸送需要に合わせて整理し、その結果、各特急の運行ルートが概ね福知山駅及び綾部駅、和田山駅を交点として、JR福知山線、山陰本線、北近畿タンゴ鉄道宮福線の三つの路線にわたり、四方に伸びるように描かれている事からこの名前が付けられた。ネーミングはかつての同名の手塚治虫漫画「ビッグX」に由来するともいわれている。

「北近畿ビッグX」ヘッドマーク(福知山駅)
特急に使用される183系の先頭寄り側面には、
これを模したステッカーが貼られている。
構成する特急

大阪駅・新大阪駅発着

■豊岡・城崎温泉方面

  • 北近畿
  • はまかぜ(※姫路駅経由)

    ■宮津・天橋立方面

  • 文殊
  • タンゴエクスプローラー

    京都駅発着

    ■福知山・豊岡・城崎温泉方面

  • たんば
  • きのさき

    ■西舞鶴・東舞鶴・宮津・天橋立方面

  • はしだて
  • まいづる
  • タンゴディスカバリー (※天橋立駅を経由し、豊岡・城崎温泉方面へ向かう列車もある。)

  • 北近畿

     1986年(昭和61年)11月1日、福知山線宝塚駅〜山陰本線城崎駅間電化完成に伴い、以下の特急列車・急行列車を統合し、新大阪駅〜福知山駅・豊岡駅・城崎温泉駅間を福知山線(JR宝塚線)・山陰本線経由で運行するエル特急「北近畿」(きたきんき)運行を開始。JR西日本福知山支社「北近畿ビッグXネットワーク」を形成する列車の1つとなった。

    停車駅

    新大阪駅 - 大阪駅 - 尼崎駅 - 宝塚駅 - 三田駅 - (新三田駅 - 相野駅) - 篠山口駅 - (谷川駅) - 柏原駅 - (石生駅 - 黒井駅 - 市島駅) - 福知山駅 - 和田山駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 豊岡駅 - 城崎温泉駅 括弧内の駅は一部列車が停車。


    北近畿 (183系800番台 国鉄色)
    1. 特急「まつかぜ」
    2. 急行「丹波」
    3. 急行「だいせん」(昼行列車分のみ)

     その際、特急「まつかぜ」・急行「だいせん」で城崎駅以遠発着の列車については、城崎駅より連絡する快速列車を設定した。
     「北近畿」に使用する485系電車は、全国の特急列車の短編成化により捻出され、中間車の一部は先頭車に改造されました。
     運転開始当初は普通車のみの編成で、グリーン車は連結されていなかったが、直後に先頭車を半室グリーン車(クロハ481)に改造しており、国鉄分割民営化までに全編成の改造を完了した。


    北近畿 (183系800番台 塗装変更車。きのさきと同型)
     2004年(平成16年)10月16日、急行「だいせん」運行終了に伴い、新大阪駅〜福知山駅間に「北近畿」下り1本を増発。  「たんば」は、平成8年3月16日に、山陰本線京都〜福知山まで電化に伴い特急「たんば」として京都〜福知山を4両編成でスタートした。

    きのさき

     1962年(昭和37年)3月1日より、急行「きのさき」、京都→城崎(下り1号)、京都〜福知山(下り2号、上り2号)、京都←浜坂(上り2号)として運転開始。
    1963(昭和38)年4月20日に京都〜福知山間の列車は「丹後」に改称。

    183系 右快速221系(京都駅 2009/1/25)
    同年10月1日から昭和39年9月30日まで、上りは準急「きのさき・但馬・丹後」の連結列車となり、城崎・天橋立・浜坂から京都・姫路(3〜1号車は姫路〜浜坂(但馬)、A1〜A3号車は京都〜城崎(きのさき)、1〜6号車は京都〜天橋立(丹後4号))で、2度の切り離しを行いました。

    183系国鉄色 右223系 2009/1/29
     1964(昭和39)年10月1日からは、「丹後・きのさき」上り丹後4号・上りきのさき、「但馬・きのさき」上り但馬2号・上りきのさきとなり、1966(昭和41)年3月5日に急行化。1968(昭和43)年10月1日には「丹後」に改称し消滅。
     1991年(平成3年)12月、大阪駅〜城崎駅間(福知山線経由)を運行する臨時急行列車として「きのさき」が運行される。

    城崎温泉
     1996年(平成8年)3月16日、園部駅〜福知山駅間及び北近畿タンゴ鉄道福知山駅〜大江駅〜天橋立駅間電化に伴い、気動車列車であった特急「あさしお」・急行「丹後」を廃止し、電車特急化。この地点で山陰線京都駅発着の急行列車が全廃。京都駅発の方向別に列車名を替える施策を採る。

    1. 福知山駅経由城崎温泉駅発着列車「きのさき」
    2. 福知山駅発着列車「たんば」
    3. 北近畿タンゴ鉄道宮福線経由天橋立駅発着列車「はしだて」

    特急「きのさき」京都〜城崎温泉、クロ183、モハ182、183、クハ183の4両編成、上下11本として生まれ変わる。イメージカラーは紫で、走行路線の一つである嵯峨野線のラインカラーにちなんでいる。
     2003(平成15)年10月1日から、「きのさき2号・まいづる4号」京都〜城崎温泉・東舞鶴が連結7両運転。
     これにより、同時に運行を開始した新大阪駅発着の「文殊」とすでに運行を開始している福知山線エル特急「北近畿」と合わせて北近畿ビッグXネットワークが構成されることとなる。
     2004(平成16)年3月13日から、「きのさき2号・まいづる4号、きのさき10号・まいづる10号」の2本に。

    1号と最終4号は豊岡止まり


    丹 波(たんば)


    (画像:JR西日本)
     京都府中部と兵庫県中東部の旧国名「丹波国」から命名。1960年(昭和35年)6月1日に、大阪〜城崎に準急「丹波」がキハ26の4両編成、1・2号車は大阪〜城崎(宮津線経由)、3・4号車は大阪〜城崎(山陰線経由)で運転開始されました。(6両編成1〜3号車は大阪〜城崎(宮津線経由)、4〜6号車は大阪〜城崎(山陰線経由) という説もある。 )運行経路としては福知山駅で綾部駅・天橋立駅経由編成と山陰本線和田山駅経由編成を分割・併結する経路を採った。
     1961年(昭和36年)10月1日に、京都駅〜大阪駅〜松江駅間を福知山線・山陰本線経由で運行する特別急行列車「まつかぜ」が新設されると、うち1両が1等車に変更、昭和37年10月1日に下り2号、上り1号は大阪〜豊岡、昭和38年10月1日、下り1号、上り2号は7両、下り2号、上り1号は4両、昭和40年10月1日、下り1号、上り3号は6両、下り2号、上り2号は5両で大阪〜福知山、下り3号、上り1号は大阪〜豊岡と変更。昭和41年3月5日に急行化されます。昭和42年10月1日には、再び下り1号、上り3号が7両となり、昭和43年10月1日、下り1号、上り4号が大阪〜天橋立となります。上り丹後4号・丹波3号が連結運転で京都・大阪←豊岡・城崎、※7〜4号車は京都〜城崎(丹後)、1〜3号車は大阪〜城崎(丹波)、4〜7号車は大阪〜豊岡(丹波)。
     1970年(昭和45年)10月1日、下り2号と急行丹波・丹後がそれぞれ1両増設、昭和47年3月15日、上り丹後4号・上り丹波3号は13両に増設。
     昭和48年10月1日、急行「いなば・丹波」大阪→鳥取・豊岡(下りいなば・下り丹波2号)が誕生。昭和50年3月10日、急行「いでゆ・丹波」大阪〜鳥取・豊岡(下りいでゆ・下り丹波2号)が誕生。昭和53年10月2日、上下合わせて8本運転。昭和61年11月1日に廃止。
       「丹波」は「たんば」の表記で、平成8年3月16日に、山陰本線京都〜福知山まで電化に伴い特急「たんば」として京都〜福知山を4両編成でスタートしました。183系電車を使用。イメージカラーは青。

    文殊(もんじゅ)

     文殊(もんじゅ)とは、京都府宮津市天橋立にある天橋山智恩寺の本堂「文殊堂」から採られた名前で、西日本旅客鉄道が新大阪駅〜天橋立駅間を福知山線・北近畿タンゴ鉄道宮福線・北近畿タンゴ鉄道宮津線経由で運行する特別急行列車の名称。183系電車を使用。 北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の1つである。 イメージカラーは緑。走行路線の一つである北近畿タンゴ鉄道宮福線沿線に聳え立つ大江山の鬼伝説から取って、その中の「青鬼」にちなんでいる。はしだてとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が京都駅〜天橋立駅間を山陰本線・北近畿タンゴ鉄道宮福線・宮津線経由で運行する特別急行列車。

    まいづる

    まいづるとは、JR西日本が京都駅〜東舞鶴駅間を山陰本線・舞鶴線経由で運行する特別急行列車。 イメージカラーはオレンジ。舞鶴の赤れんが倉庫群にちなんでいる。183系電車を使用。

     1999年(平成11年)10月に悲願であった舞鶴線電化工事が完了し、本列車群が1日3往復設定され誕生した。その後、利便性向上が図られ、2.5往復増発され、現在では5.5往復が運転されている。

     また2003年(平成15年)には小浜線が電化開業を果たし、観光シーズンや祝休日などの多客期には小浜線の小浜駅まで乗り入れるようになった。それに合わせて、若狭本郷・若狭高浜〜京都市内間を、同列車などの普通車自由席を使って移動できる「京都往復割引きっぷ」が新設された(6,000円)。

     全ての「まいづる」が、京都〜綾部間は「たんば1・3・5・7号」ならびに「はしだて3・7号」などの福知山方面発着の特急列車と併結し、綾部駅にて、福知山方4両と京都方3両に分割される。したがって、全ての「まいづる」は普通車のみの3両で運転される。

    停車駅

    京都駅 - 二条駅 - 亀岡駅 - 園部駅 - (日吉駅 - 胡麻駅 - 和知駅) - 綾部駅 - 西舞鶴駅 - 東舞鶴駅( - 若狭高浜駅 - {若狭和田駅} - 若狭本郷駅 - 小浜駅)


    はしだて

    北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の1つ。名称は景勝地の天橋立から採られたものである。 イメージカラーは赤。走行路線の一つである北近畿タンゴ鉄道宮福線沿線に聳え立つ大江山の鬼伝説から取って、その中の「赤鬼」にちなんでいる。183系電車を使用。

    京都駅 2009/1/25
    北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の1つで「まいづる」3両と「はしだて」4両が連結運転する。綾部駅でまいづるは切り離し、進行方向が替わり、福知山駅ではしだては北近畿タンゴ鉄道宮福線で宮津・天橋立に向かう。豊岡・城崎方面へは福知山駅で同じホームの北近畿に、大阪方面から宮津方面へは反対列車に乗り換えます。

    停車駅

      京都駅 − 二条駅 − 亀岡駅 − 園部駅 −(日吉駅)−(和知駅)− 綾部駅 − 福知山駅 − 大江駅 − 宮津駅 − 天橋立駅


    タンゴエクスプローラー・ディスカバリー

    (画像:JR西日本)  1988年(昭和63年)7月16日、「北近畿」1往復にエーデル形気動車による北近畿タンゴ鉄道宮福線直通特急「エーデル丹後」(〜たんご)連結開始。運行区間は、大阪駅〜天橋立駅間とした。  1989年(平成元年)3月11日、「北近畿」の内1往復を延長する形でエーデル形気動車による特急「エーデル鳥取」(〜とっとり)を運行開始。運行区間は、大阪駅〜倉吉駅間。  1990年(平成2年)3月10日、「北近畿」2往復をエーデル形気動車による「エーデル北近畿」(〜きたきんき)運行開始。運行区間は、大阪駅〜浜坂駅間とした。
     1996年(平成8年)3月16日、全定期列車を新大阪駅発着とする。
    1997年(平成9年)3月8日、尼崎駅改良工事完成に伴い、「北近畿」、「文殊」、急行「だいせん」の全列車尼崎駅に停車開始する。
    「北近畿」1往復に連結の北近畿タンゴ鉄道宮福線直通特急を「エーデル丹後」から北近畿タンゴ鉄道所有車両の「タンゴディスカバリー」に変更。

    国鉄キハ65形気動車を改造「エーデル丹後」(JR西日本、2両)
    「エーデル北近畿」(JR西日本、6両、消滅)(画像:JR西日本)
     1999年(平成11年)10月2日、「エーデル鳥取」・「エーデル北近畿」運行終了。また「タンゴディスカバリー」は京都駅発着となり、「北近畿」の連結も終了。その代替として「タンゴエクスプローラー」が大阪駅発着となる。
     1988年に福知山線の電車特急「北近畿」(当初は485系、のちに183系電車に改造)に併結して、福知山から宮福鉄道(現・北近畿タンゴ鉄道)宮福線に乗入れる臨時特急「エーデル丹後」として運用された。塗装は白にピンクと水色のライン。
     1996年、北近畿タンゴ鉄道宮福線電化に伴い、「エーデル丹後」は北近畿タンゴ鉄道の運行する「タンゴディスカバリー」へ変更。

     「エーデル鳥取」(JR西日本、5両)
    1988年、山陰本線城崎駅(現・城崎温泉駅)以西の非電化区間への直通運転用に改造された車両で、外観は「エーデル丹後」に準じるが、こちらは単独運転をすることとなり、電車連結改造はなされていない。餘部鉄橋を見るための観光列車「あまるべロマン号」に使用されることもある。塗装は白に水色のラインで展望部のみが赤色。


    タンゴエクスプローラー(画像:JR西日本)
     1989年、「エーデル鳥取」の増強と「北近畿」の運転区間延長のために改造された車両である。塗装は、「エーデル鳥取」の塗色を反転したもので、展望室まわりが青、帯が赤。エーデル運用を失った後も、夜行急行「だいせん」に転用され、3両程度で運用に就いていたが、「だいせん」廃止後に廃車となった。
    画像はウィキペディアよりお借りしています。

     「タンゴエクスプローラー」「タンゴディスカバリー」はKTR(北近畿タンゴ鉄道)管轄のためかビッグXネットワーク適用外運賃となる。豊岡方面へは山陰本線の「北近畿」「きのさき」の方が安く早い。所要時間・距離がかかるが天橋立など日本海を走り鉄道ファンとしては楽しいが、あえて利用すると割り増し料金となる。利用促進面で同一運賃になればと思うが再考を願いたい。
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